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山梨県北都留森林組合作業員 リーダー 舩木 示一 さん
- まず最初に林業に就かれたきっかけを教えて下さい
すぐ林業って訳じゃなかったんですよで、まあ、その時の長男が小学校入る時、「転校しないような感じで、田舎へ帰ろうか」って話で「いいよ」って話だったんですけどね。- ただその頃は何も仕事が決まってなくて、そういう状態で。
- でもお子様もこの機会にもうとにかく帰ってきてしまって?という?
- そう、何回か土日とか色んな休みに来てたりして、畑でじゃがいも掘ったりとかしてて。子供は全然どっちがいい?って聞いたら「山梨の方がいい」って話でね。
- だから田舎にいる事自体は彼は何も言わなかったんですけれど、自分が一番これから何をしようかと一番困っていたのは自分ですけどね(笑)
- 奥様は全然?じゃあ引っ越しましょって感じで?
- そうですね。
- 実際、田舎の山梨に帰ってらしていかがでした?
- 帰ってから職が3つ変わったんですよ。 まあ最初こっちに知り合いがいたんで郵便局の非常勤のバイトをしながらでまあ、とても無理だなと、ずっとアルバイトのままじゃ、という感じで
- ある運送会社っていうか、一歩前へって宅配便屋さんに入って。でそれでやってたんですけど、まあ、その仕事自体は別に辛くは無かったんですけど、やっぱり盆暮れの時期はすごく遅くなりますから、12時とかで休みはそこそこ4日行って休みとか、規則なんだけど平日に休めたりして、まあ変な魅力のとこもあったんですけども まあそれでいてどうしようかな、このまま40になっても50になってもやってられないかなきっと。
- それでそのころいろんな役で夜会議が7時半とかからあるときに、これってそういうの出れないんじゃ困るなっていって、なんかないかなって見てるときに県道沿いのたかーく枝が打ってあったりして、そのころ集計作業って言ったんですよね。
あの、仕出をとりいれたりとか、それで下草が生えてるのを間伐したりとか、山がこう 通勤に通ってる間に山が変わっていくのがわかったんですよね。
これ誰が仕事してんのかな、山持ってる人なのかなと思ったら、森林組合だったんですよ。
でとんとんと3月のころ来て、まあ無理だからやめたほうがいいよって言われまして まそれでも何とかやってみたいかなってことで、じゃあ明日っからでいいよって言われたけどじゃあ4月からってことで 4月1日に行きましたらもうしょっぱなから雪が降りましてねえ。
まあそんな感じでいろいろやりながら今に至っているんですけど山の仕事自体はまあ大変だけど嫌じゃないですね - やりがいがある?
- えー、やりがいがあるっていうかやってるときはそうですけど、また現場から離れたときがあって大変ですけど、 現場の仕事はそうですね、大変だけどやってみたいですね
- 普段こう生活時間帯、1日のスケジュールってどういうかたちですか?
- 朝はだいたいね5時ちょっとすぎにおきて5時半ころかな、いろいろやって準備すれば7時ころに最近来てるんですけど、それで段取りをしまして。
- あとは夕方は6時ころには終わりますから。皆さん帰ってきてから遅いときでも7時ころ。だから普通よくサラリーマンとか夜11時とか10時まで残業したってことはないですから。
- まあ年にたまに1、2回とかはありますね。その決算のときとかそういうときに書類が出来上がらないって時に、それでもそんなにないですから。
夜の時間って言うのはほとんどまあだから山の仕事は太陽が出ている間働くみたいなかんじで - お休みとかは?
- 休みはほんとはそろそろいろいろと農業とかやりたいんですけどね。 まだ一生懸命おやじやおふくろがやってるんで、今はなかなか。
- じゃあ本当平日はお仕事されて土日は外のお仕事?
- 土曜日は隔週ですけどね
- では今は規則正しい?
- そうですね。規則正しいというか規則正しくないというか。
- ちちゃいころはお子さんと遊ぶ時間なんかはたくさんあります?
- あ、そうですね。今も一番下がまだやってるのがあるんで、それの面倒でたまに土日に付き合ってますんで、今年になって少しねへったからいいんですけど
- 実際今林業に興味を持って就業を考える方にこんなこと調べたほうがいい、こんなこと考えてみたほうがいいって アドバイスがあったらお願いします。
- アドバイスねえ。まあ今環境問題って騒がれてるときですのでねえ、前のように今の林業って言うのは ただ植林をして、下刈りをして、育てていくっていう林業から、なんていうのかな。
いろんなものと共存していくんで、ただ下刈りができればいい、枝打ちができればいいっていう林業の時代じゃなくなっていくと思うんですよね。 - 水とか、あと空気、二酸化炭素とか言うのは騒がれている時期なんで、材料作るのももちろんですけど、 もうちょっとこうなんていうのかな、日本の木のよさ、知ってもらいつつでも、工務店とか大工さんとかもっと 日本の木を使ってもらって、それで、だから入るためには自分は何も知らなくてもいいと思うんですよ。
入ってきてから覚えればいいことだから。 - 反対に下手に少しずつのあれを覚えてくると、あそこではこうだった、ここではこうだったって、やっぱり同じ林業でも 森林組合でもたぶんやることが違うし、だから、昔俺がチェーンソーでこういう木が切れてああだったっていう人が入ってくれっていわれると以前にそういう仕事を持ってた人ってやっぱりいらないのかもしれない。
- とにかくどーんと入ってみたほうがいいっていう?
- そうですね。どこのとこで林業をやるってのは別としてもこれからの林業って言うのはたぶん昔と違うんだろうな。
だからたぶん私は昔を知らないんですけど、3Kがつくみたいにきつい、汚い、危険でしたっけ。
でも今はだんだんその事故があるかも知んないけど高性能機械、いろいろそういうのをいれて 昔はトビで動かしてたものをグラップルっていう材木をつかむ機械のを女の人がやってる時代なんですよ。 - 時代っていうかやれることも、ただここら辺は旧式でそういう機械が入らないって事ですけど だんだんそういう形で若い人たちが林業に入っていくということはそういう機械を使えて木をうまく出せて、切れて っていうほかにそのこの山を10年後20年後こういう風にしたいというあれをやっぱり考えていかないとただそこの仕事をしてきたから、はい次だっていうのでなくなってるのかなって気がする。
- 今普通に仕事としてもてるようなかたがいらっしゃるといいな?
- そうですね。今で言うと何かな、洋服とかでいえばデザイナーした人に売るわけじゃないじゃないですか。
で売る人とやっぱり問屋とかいろいろ違いますよね。
だから、そういう形で、木は売るわけじゃないんですけど木も丸太が出てって製品になって角とか板になって初めて報われるというかね。間伐で山においていかれる木だって持ち出せば柱になったり、材料になったりするのになっていう木も切り捨てられたりすることもあるんですよね。 - だから、ちょうど戦後植えた木が今までは育てていく林業ですんだんですけど、ここ特にうちの管内がそろそろ木を出さなきゃいけない山になってるんですけどね、今はそういうのを昔の人がせっかく植えたやつを製品になって出てこないと何も意味がない、でなおかつ残った木がもっとそのこれから山に入ってもらって昔の山の形を残しながら材料もとれるような。
だから昔だと燃料革命の前はやっぱり薪が主流だったんで、炭も使って、でもこれからまたいつ石油燃料の石油がなくならないとも限らないし、もっとこうなんていうのかな、コンビニがない生活?携帯電話がない生活じゃないですけど忙しいそのなんていうのかな最近1日1週間が早いんですよ。ほんとに。なんかもうちょっとこう - のんびりした空間、ゆったりした時間がほしいですよね
- だからそれでも林業50年60年というわれるんですよね。植えるときに失敗でしょう。
それが、何十年も先になって、植えるときってそれは手入れの段階でね、農業だとそれが春作って秋収穫って言うのが1年、半年サイクルで結果が見えるからあれですけど気が長くちゃいけないんだろうけど、気が長く持てて、で、なんていうのかな。見てて思ったのは1本木を切ってそれをこうたまゆいっていう次の段階に行くのにやっぱり切るときにやっぱ今一緒にやってる先輩たちにこう丸太の木がそこに転がっていくときそのその木を切るときにこの木がどうなってこうなるって先まで読みながらチェーンソーを使っていれるんですよ。 - ああいうのを見てるときにやっぱりただ単にこの木を切って出そう、出すまでの間にはすごいいろいろと機械を使わなくってもちょこっとした動作でてことか電りんとか使いながらできるような、そういうことをできる人がかなりいるんで、違いにこういうことをやってきたら林業に入れるっていうものでもないような気がするし、一番いいのは好奇心とやる気と、だからどこで何の仕事をしても同じだと思うんですよね。
だから1日が終わればいいやと思っているようではダメだと。 - だからその中でもやっぱりこうゆとりを持ってできるくらいのほうが多分怪我もしないと思うんですよね。
一番大変なのはすごいあせってせかせかやってて、怪我をして、1週間2週間休むんだったら、ゆっくりやっててもゆっくりっていうのもちょっとあれですけどね。落ち着いて仕事をしているほうが仮に1日が1本少なくしか切れなくってもトータルしていけば年間通して怪我をしない人のほうが多く仕事できるかもしれないし。
まあでも、仕事量プラスそれだけじゃないんですけどね。
なんかこうもうちょっと他に山の魅力なんかこれからでも探さなきゃいけないと思うんですけど。
まだ、自分が教わりたいほうでね。これをやったら山にきたらいいっていうのはないですかね。
一緒になってまだ山のことを考えたい、っていう感じです。 - 最後のあの当日参加される方にメッセージを。
- メッセージですか。
- リーダーとして。
- そうですね。
たぶん11月29この上野原の山もかなり紅葉してると思うんですよ。
で、そこであるってとこまでは結構人工林の山とあと普通の雑木の山ならとかクヌギというそういうところを通っていきますんで、どんぐりが落ちてたり、たぶんもみじとか他の木の紅葉も見れると思います。
まず第一歩は山行って間伐をするんだ、山の手入れをするんだって意気込まないで森林浴でもしながら楽しい気持ちから入っていって、で、こういうことができたって帰っていったときに振り返ってあそこのああいうとこ行ったらあの木を切ってきた、もう1本切って、もう10本切っても同じだと思うんですけど、山の手入れをできたっていうよりも山のあるって、たぶんそのあるってことを物より思い出。
なんか一日の中で楽しい思い出が作れたらそれはそれなりに体験ができたんじゃないかなって思います。
何回かもしこられて参加された方はまた別な感覚で見れると思いますし、後は当日の天候を祈るだけですけど。 - ありがとうございました。
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